2013年5月30日木曜日

#125 come back to SUMITA

昨日に引き続き、若干イマイチな天気。仙台では観測史上まれにみる少雨だそうだが、気仙沼も平年値の半分ほどである。朝食を摂りながら、三陸新報に目を通す。

2面に「論説」というコーナーがあり、「三陸復興国立公園と巨大堤防」という穏やかでないタイトルの文章が掲載されていた。記事の9割が国立公園、8分が神戸のこと、そして末尾の数行に防潮堤に関する疑念が記載されている。印象操作なのかどうか理解できないが、少し残念な気持ちになった。
メディアを通じて提供される情報は、時として一面的であったり、非常に狭い領域の事象を全体のように伝えている時がある。市民の方々にとって、公平かつ適切な判断をしていただくための情報提供を、行政機関も積極的に行わなければならないと強く思った。

午前、来月より加わる新メンバーのために準備をする。机を動かすと、三重にいたときはゾッとするような状況だったが、ここではそんなことはない。毎週お掃除タイムがあるからだろうか...

そして、ある事業について少しディスカッション。Aを行うためにBと調整する必要があるが、Bと調整する前にあるパラメータが決定されるのを待つ必要があり、Cとの調整は、Bの事業内容によっては不要になる可能性もあり、説明会によっては、AではなくA’になるかもしれないし...あぁ、縺れた紐を解きほぐすような感じ...
非ライブカメラ 今日はしっとり...
午後、担当事業のゴーサインが出たので、速やかに実行に移せるよう、書類を準備する。なんとなく、また一歩前に進んだと思い、少しうれしくなる。
夕方、明日の出張に備え,、ナビつきのクルマを総務から借りてきたと話をしたところ、自分の所属にもポータブルナビがあるという話になった。そして、その後ある事実が発覚し、ナビ祭りになってしまった...ああ、自分のせいだ...

気仙沼には何度か訪問したことがあるものの、土地勘は無いに等しい。応援職員だけでなく、異動してきた職員にもナビはあって損はない。自家用車にもナビつきが常識となっている世の中、仕事で使う公用車には、むしろ必須だと思う。ナビはもはや贅沢で特別なオプションではない。

ベースキャンプに戻り、お招きいただいたSUMITAチェーンソーアート杣遊会の総会に参加すべく、思い出の地、住田に向けて出発。45号、340号を通り、なんとか19時直前に会場へ到着する。
会場の松崎屋には既にメンバーが集合しており、なぜかCATVのクルーまで!

総会では、会長の「全国区の杣遊会!」という力強い挨拶に始まり、24年度事業、25年度の事業計画の説明、決算報告があった。昨年度は超ビッグイベント「MONSTER CUP」を成功裏に成し遂げた杣遊会だが、今年度もアグレッシブな活動が予定されている。10月のイベントに向けて、来客と行われる土曜日の打合せ、なぜか私も招いていただけることに...

総会も満場一致で終了し、懇親会となる。地元の事業体で働くYさんから、地域の事情などを伺い、町会議員のM先生から、この地方が誘致に取り組んでいるILC(国際リニアコライダー)の話を聞かせていただく。ILCに寄せる期待は大きく、復興後のこの地域のためにぜひ必要とのこと。九州との誘致合戦、ぜひ東北にと強く思う。

2次会は、昭和橋のたもとにある「ニュー川端」という店へ。住田に住んでいた頃から存在は気になっていたが、ついぞ入ることのなかったこの店。願いが叶った...が、ノンアルコールなのが辛い。
アンティークな店内で、歓談を楽しむことに。20代の若手メンバーが、5・60代の年長者を敬う姿勢に感心する。さすが東北、さすが気仙。

日が変わってお開きになり、クルマを取りに昭和橋を渡る。気仙川の流れる音、空気感、母の実家を思い出すこの雰囲気、本当に心が安らぐ。

雨の上がった340号線を家路へと急いだ。