2013年9月7日土曜日

#225 忘れられない思い出 -大船渡復興東北三大祭り-

前日に夜更かしをし過ぎたせいで、当初のもくろみが大きく崩れてしまった。グダグダしてしまったうえ、週あまを見てから出発する。既に時刻は11時、あまり余裕はない。3号機での出撃を考えるが、天候が悪化することが目に見えているので、1号機に乗り込む。

大船渡の盛に12時過ぎに到着。急ぎKojikaでジェノベーゼを食べる。来客を終えたマスターから、10月14日に気仙沼で開催される太鼓の演奏会に誘っていただくが、多分その時は帰郷中...

イベントボランティアの集合場所には、なんとか定刻に滑り込めた。受付を済ませ、役割の書かれたペーパーとスタッフTシャツを受け取ると、東浦町から派遣のM氏が呼んでいた。かなりたくさんのボランティアが集まっており、ペーパーを見ながらミッションについてリーダーから話を聞くも、イマイチ役割が呑み込めず...
ほどなく説明となり、前半は街路の警備、後半はパレード会場での警備となる。チーフに案内いただき、所定の場所でスタンバイする。ちょっと寂しげな街角で心細くなる。
通りがかりの人から「ご苦労様」と声を掛けられ、ほどなくして、近所のおんつぁんから話しかけられる。三重から来たことを告げるといたく喜んでいただき、「赤福よりうまいから」と、自家製のおまんじゅうをいただいた。
つぶあんがおいしい!
少し雨が当たってきた。隣の床屋のおばさんも、傘を持っているかと声を掛けてくれる。そして、まんじゅう屋さんは何度も声を掛けてくれた。甘えて、カバンを軒先に置かせていただいたり、お茶をいただいたり。

お店はやっているのですか?と伺ったら、震災以降、親族が行方不明となったご夫人の心労で店を閉められ、注文のみ受け付けているとのこと。このエリアは浸水していないが、直接的に被災せずとも、こうやって苦労されている方がいることを改めて知った。

ほどなく、大船渡農林センターのU氏一家と会い、O氏はお茶を差し入れしてくださった。知っている人と出会えるのはうれしい限り。
お客さんの誘導をしていたら交替の時間が来たので、お礼と再訪を告げてパレード会場へと向かう。警備していた通りとは異なり、たくさんの観客でごった返していた。到着したタイミングで「ヤッショマカショ」の掛け声とともに、山形の花笠が。
沿道警備のチーフに声を掛け、所定のポジションに着く。お客さんからの視線が熱い...
お客さんから、スケジュールの問い合わせを受け、ペーパーを見ながら説明する。2人組のおばさんから、「どこから来たの?」とやさしく声を掛けられる。この街は、本当にボランティアにやさしい街だ。

山形の花笠、盛岡のさんさ踊り、秋田の竿灯。もちろん、盛にやってきた規模は小さいし、その魅力のごく一部しか伝わっていない。しかし、盛の、県道丸森権現堂前線の、サン・リアの目の前で祭りの感動を味わう。あまりの衝撃に鳥肌が立ってきた。いつか、本当の会場で見てみたい。

声を掛けてくれたおばさんや観客の皆さんに頭を下げ、片付けモードにスイッチする。市役所派遣メンバーだけでなく、学生ボランティアもたくさん来てくれていた。
片付けを終え、簡単に挨拶をしてからSGのメンバーと五葉へ向かう。市役所派遣時代に行きたかったが行けたなっか味わい深い店へ。SGのメンバーとも、何度も顔を合わせるうちにかなり打ち解けてきた。

ほどなく解散となり、一人ぼっちの夜を迎える。