2013年11月3日日曜日

#282 SUMITA CUP 2013 day2

微妙な天候が予想されていたが、幸いにも晴れている。昨年開催された「MONSTER CUP」の際も天候に恵まれたので、運がいい。昨日の教訓を生かし、今日は10分早く出発する。
8時前に会場の到着するものの、既に何名かが見えていた。そして今日の早切り大会に参加する選手が、チェーンソーの目立てに励んでいる。いつも明るいI氏もY君も、いつもは見せない真剣なまなざしだ。
斉藤機械店杯争奪、恒例「早切り大会」は、各々がチェーンソーを持ち込み、いかに丸太を早く切れるかを競うもの。排気量ごとにクラス分けされており、マシンの性能よりも、いかにきちんと目立てできているかが勝負となる。「山稼ぎ」を行う人たちにとって、その技量が試される興味深い大会だ。豪華賞品も用意されている。
30cm強の面取りされた材は、最速4秒強で切り落とされる。
昨日よりも多くの来場者に恵まれ、SUMITA CUPも進む。
スパルタン過ぎる杣遊会会長のチャンバー付チェーンソー
そして12時前に競技終了となる。
佐藤亜土夢選手
佐藤秀也選手
菊地一郎選手
乗上選手
山蔭選手
齋藤選手
石川選手
髙橋選手
佐藤雄三選手
志賀選手
そしてお昼ご飯...

競技が終了してしばらくすると、岩手県のH技師が来場。午後から来町する学生への講師をするとのことだった。午前中は陸前高田の産業まつりと、ダブルヘッダーで多忙な様子。そして、相模原から派遣のYさんも来場。昨日からイベントを手伝ってくださる方と懇意にしているとのこと。世の中は狭い...

SUMITA CUP 2013の栄えある優勝は、山形の佐藤秀也選手の「竜門の滝」になった。2位は悩みに悩んだ結果生まれた齋藤選手の「五葉山」、3位は山形の佐藤雄三選手の「大地に生きる」になった。
来年も開催されるという力強いメッセージとともに閉会を迎える。少し小雨がぱらついたものの、大降りにはならず片づけを終える。

夕方、打ち上げということで町内の「麺太」というラーメン屋に向かう。先週小岩井牧場で開催された「フォレストワーカーフェスティバル」に参戦したI氏、Y君にその様子などを伺う。先週末はあまりにも予定が被りすぎていて見学できなかったが、やむを得ずか...
去年も今年も治山担当なのであまり事業体の方々と関わる機会がない。もっとタイムリーな、興味を持ってもらえるネタを用意できればいいのだが、少し歯がゆくもあり。

住田で行われたSUMITACUP、早切り大会、そしてフォレストワーカーフェスティバル。別のイベントと組み合わせてもいいし、三重でも同じ取組をやってみたいと強く思った。そういった取組が出来るポジションに果たして自分はこれから就くことが出来るのだろうか...悩みは尽きない。

帰宅後、日本シリーズ第7戦に釘付けになる。8回が終わったころ、三重の親方から電話が入る。「水上君、どうせ球場におるんやろ(笑)」と。残念ながらチケットの入手を怠ったために、部屋で観戦している。買うのなら第7戦と決めていたので、今更ながら悔やまれる。
熱戦を制し、楽天の日本一が決まった。2007年にナゴヤドームで中日の日本一に立ち会った時と同じくらい感動した。夢をありがとう。