2013年12月9日月曜日

#318 あかり、ふたたび -one-line-

やはりというか、気仙沼の朝は寒かった。起床10分前にエアコンを投入し、やや温まった部屋で、いつものように準備して、いつものように出勤する。

帰郷時のことをA総括に少しお話し、臨時職員のYさんに、いかにも名古屋と言った感じのパッケージに入った「ゆかり」を手渡す。これで、同僚には三重=東海地方という印象付けは成功したはずだ...

自分の席は入口に一番近いところにあるので、来客の際はまず立ち上がって入口に向かう。保安林に関する来客がお越しになられたが、あいにく担当者が会議と不在。その旨をお伝えし、ひとまずS主事に引き継いだ。
その後、要件を終えられたお客様から招かれる。「君は三重から来ているのか!対応が実に気持ちいい!」とお褒めいただいた。うーん、特に変わったことはしていないんだけどなぁ…

先週の打合せの報告をまとめるなど、今日はあまり電話もなく、内業に勤しむ。
非ライブカメラ
屋外の喫煙所に居たら、隣接する造成工事の伐採現場にいる人が、こちらに向かって手を振ってくれている。最初は自分に向けてかどうかわからなかったが、よく見たら早稲谷の菅原さんだった。いろいろ近況報告も兼ねつつ、情報交換をする。最近、個人の事業主が集まった組合を設立されたそうで、今日の伐採もそのメンバーが集まっている。
グラップル・ソーはリース機。こういうリースがあたりまえにある。
御浜町の匿名希望様より送っていただいたみかんを職場で配る。自家製低農薬だそうで、とてもおいしい。みかんは誰にでも喜ばれる最高の果物である。
午後も内業。いろんなことを少しづつ進めていく。

業務終了後、菅原歯科へ。今日はいつもより混雑しており、少々待つことに。治療終了後、気仙沼駅でプラチナチケットを頼みに行く。初期のグランクラスやしまかぜなど、ネットに粘着すればなんとかなるチケットとは違い、窓口でしか入手できない。キャンセルが出ることを期待しよう。

久々に気仙沼横丁の福建楼で麻婆飯を食べる。月曜ということもあり横丁は閑散としている。店主は終始スマホに夢中だった。都会では決してありえない光景も、気仙沼だと許される。
内湾一帯は、12月6日に点灯式が行われた「気仙沼クリスマスイルミネーションプロジェクト」(通称one-line)によって彩られており、昼とは違う表情を見せていた。横丁の一角でココアの販売を行っていたので一杯買い求め、ステッカーも合わせて購入する。ステッカー代だけでなく、もう少し募金しておけばよかった...
プラザホテルの駐車場から、内湾を眺める。街灯が消えていたらもう少しきれいだったかな...そして、コンデジの限界を如実に感じる。
ベースキャンプ近くにあるアーバンという施設も、凄まじいイルミネーションで飾りつけられていた。震災後は真っ暗であっただろうこの街も、たくさんの明かりが甦ってきたようだ。