2014年11月8日土曜日

#652 Crossover Kesennuma+Minamisanriku -島と山-

5時20分にセットした目覚ましで起床する。既にO氏、K氏は目覚めていたようだ。身支度を整えて、曙の大島を長崎漁港へと向かう。

既に漁船は出たり入ったりしている。少し寒いものの、それでも十分に耐えられる気温だった。さっそく機材をセットして、K氏とともに日の出の撮影に勤しむ。
このカメラで、このような写真が撮れるとは思っていなかった。アドバイスをくれたK氏に感謝したい。
K氏
日の出の反対側は月が
 再びO氏宅に戻り、海の幸溢れる朝食をごちそうになり、各自行動することに。
イヌの鎖でじゃれるネコ
 フェリーの到着時間が近づいたので、O氏とともに浦の浜へ。
今日は気仙沼市津波総合防災訓練の日。近隣の現場で働く工事関係者が、高台に向けて避難を始めていた。
寝坊したU氏を放置して、兵庫のK氏とW技師がやってきた。市の防災訓練とみちのくALEATの訓練会場であるふれあい広場へと向かう。野球場には、次から次へと航空機が飛来する。
CH47
EC225
そして、MV22オスプレイ
見学者も多数
オスプレイから運び出される物資 
そして救急輸送
そして離脱
取材を受ける菅原市長
再度のCH47
←W技師 兵庫のK氏→
UH1
テイクオフ
ふと、観客席から声を掛けられる。美味しい海産物を分けてくださるみさこさんだった。
このあたりから、鹿児島のK氏の先生である、かとうまさゆき氏と合流する。しかし、次の場所へ向かう時間が迫ってきたので、W技師とともに大島を離脱する。

エースポートで林業試験場に在籍しているWK技師と合流し、海の市へ。そこで今度は福島県に派遣されているI氏と合流。3方向から集合した4人が、ほぼ同時着だったのも面白い。いちば寿司へ向かい、昼食とする。
I氏は、明日開催される宮古サーモンマラソンに出場するために北上し、3人で南三陸町入谷のいりやどへ向かう。

全国の女性林務職員で結成された「LN(レディース・ネットワーク)21」のシンポジウム、「南三陸町の林業・木材の可能性~人口減少に負けない復興~」へ参加する。少し遅刻してしまったので、冒頭の佐久の佐藤太一氏の話を聞き逃してしまったが、南三陸で12代に渡って林業を営んでいるという歴史の重みは十分に伝わってきた。
その後、丸平木材の小野寺氏から町内の木材産業が、震災前に5社、震災で丸平木材も含めて2社被災、そして復活を成し遂げたこと、南三陸産のスギにこだわり、それしか製材していないこと、YES工房を主宰する阿部氏によるユニークな発表、そして継続して南三陸をバックアップしている川廷氏から、美しい写真による南三陸の風景が紹介され、その後パネルディスカッションとなる。

10分のインターバルののち、人口減少社会に対して林業がどう関わるかをテーマにしたグループワークとなる。
自分の班には、前述の佐藤太一氏のほか、LN21の石川会長、森林組合に長らく勤務されていた地元の女性、北海道庁、宮城県庁×2と、かなりアグレッシブなメンバーに囲まれることに。

いくつかの議論の中で、自分の思いなども話していたら、あっという間に終了時間となってしまった。引き続き、各班の発表となる。
WK技師
 そして記念撮影。
引き続き、懇親会へとなだれ込むことに。北海道、大分、茨城、和歌山、静岡、宮城、そして三重。様々なメンバーがいろいろな意見を交わすことに。すいません、キノコのことはよくわからないんですが...(^^;)

参加メンバーに、杣遊会のイベント時に時々見かける方がいた。栗原の一迫のT氏。ご自身もカービングをされている。いくつか共通の話題で盛り上がるが、自分の知らない話も耳にする。うーん…。

宿泊メンバーは、こののちもエンドレスに宴を繰り広げそうだったが、男3人は退場することに。気仙沼への帰路、口々に懇親会に参加してよかったと話す。こういった横のつながり、これからも大切にしていきたい。